今回は長崎駅を拠点に長崎の名所を回るコースです。
突然ですが長崎へ行かれたことはありますか?ハウステンボスや五島列島、雲仙などが有名ですよね。
それに比べ長崎駅周辺の市街は、空港や他の都市部からもなかなか離れているので少々行きづらいかもしれません。
ただそんな長崎市内には、歴史とロマンを感じられる名所が盛りだくさんです!
今回は魅力ある長崎市内のスポットを効率よく回れるコースをご紹介します。
コース
今回のコースプランはこちら。ホテル等は長崎駅前が多いので、出発地点とゴール地点を長崎駅前にしました。
路面電車
例えば東京にお住まいであれば、あまり馴染みがない人が多いと思いますが、長崎には路面電車が走っています。そして長崎市街では、この路面電車は生活になくてはならないものなんです。
JRの電車も走っていますが、圧倒的に長崎市の街を網羅しているのは路面電車。
今回は路面電車も使って街を散策していきます。
平和公園
初めのスポットはこちら。長崎駅から路面電車で1本の他、長崎空港から直通のバスが出ていたり、博多からの長距離バスでもこちらで下車することが出来るアクセスの良いスポットです。
歴史の授業などで必ず目にするこちらですが、実際見るのは平和祈念像の写真だけで、どのような公園かは知らないといった方も多いのではないでしょうか。
今回はこちらの公園からご紹介していきます。
この入り口から長いエスカレーターに乗って公園へ向かいます。
平和の泉と各国からの寄贈の像
エスカレーターを上がると目の前に現れるのは、平和祈念像ではなく、こちらの噴水です。
こちらは「平和の泉」という名前で、昭和44年に作られたものです。
毎年行われる平和祈念式典の前日である8月8日の夜には、数多くのローソクを灯し悼む催しが行われています。
またその周りには世界各国から送られた、平和を祈願する像が展示されています。
平和祈念像
こちらが授業などでもよく見られる平和祈念像です。
噴水の奥、公園の中心部に鎮座しています。
像は青銅で出来ており、天を指した右手は“原爆の脅威”、水平に伸ばした左手は“平和”、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いが込められています。
この像、実は裏まで回る道があって360°ぐるっと回ることが出来るんです。
写真ではよく見てきたこの像も裏から見るのはなかなか珍しいですよね。
長崎のお昼と言えば…
長崎でお昼ご飯と言えば何を思い浮かべますか?やっぱりちゃんぽんでしょうか。それとも皿うどんですか?カステラはお昼ご飯にはならないですね。
それらもいいんですが、私は「天丼」を推したいのです!
オススメしたいお店はこちらです。
駅から歩いてすぐの天乃家
長崎駅前の長距離バスターミナルの裏くらいの位置に、「天乃家」さんがあります。
大きな門構えではないので、探すときは少し注意が必要です。
こちらのお店は目の前で天ぷらが揚げられて、出来上がり次第すぐに食べられます。
店内はカウンター席のみで、昔ながらといったお店です。
クジラ天丼
こちらでの私のオススメは「クジラ天丼」。
珍しいクジラの天ぷらがいただけるのに1080円とリーズナブル。
クジラは臭みがなく柔らかくて、とても美味しい逸品でした。
他にも野菜やえびも入っており、大満足の一杯です。
温泉
お腹も一杯になったのでそろそろ温泉などいかがでしょうか。
長崎で温泉といえば雲仙温泉が有名ですが、長崎駅からではちょっと遠いです。下手したら2時間かかります。
今回は雲仙まで行かず、長崎の絶景を楽しめる温泉「ふくの湯」をご紹介します。
長崎駅前からシャトルバスが出ている好アクセスな温泉です。
駅前のシャトルバスの発着場はバスロータリーから少し外れたこちらです。
ただし今長崎駅は工事の最中のため、場所が変更になる可能性があります。詳細はHPをご覧ください。
稲佐山温泉 ふくの湯
長崎市岩見町の山腹にある「ふくの湯」。
こちらの稲佐山温泉は無色透明の塩化物系泉で柔らかいお湯なので、気軽に入ることが出来ます。
また2階建て約1200坪の広大な施設の中では、大浴場だけではなく家族風呂や岩盤浴、お食事処やマッサージなど広範囲に楽しめます。
とても綺麗な館内なので、いつまでもいたくなるような場所です。
露天風呂の絶景
色々な施設があるといっても、私がオススメするふくの湯一番のスポットは、大浴場の露天風呂です。
露天風呂を利用せずに帰るなんてしないでくださいね。
この露天風呂からの景色がこちらです。
露天風呂の写真は上記のふくの湯さんのHPよりお借りしております。
長崎市の街をここまで一望できるお風呂は他にありますでしょうか。
上記で訪れた平和公園もこちらから眺めることが出来ます。
水温はそこまで高くないので、是非ゆっくりじっくり長崎の絶景をお楽しみください。
ここでもご飯が食べられます
ふくの湯さんはお風呂だけではなく、ご飯処もオススメ。
こちらの一番人気は二八そばということで、私もそばをいただきました。
つるっとしたのどごしに癒されます。お風呂で整った体におそばはとても良いですね。染み渡ります。
また、お食事をいただいたテーブルスペースはとても広く、落ち着いて食事をとることが出来ます。
そしてその中で窓際の席をとると…
ここでも景色を楽しめます。絶景を見ながらの食事なんて素敵ですよね。
稲佐山公園
ふくの湯からシャトルバスで長崎駅に戻り、今度は路面バス乗り場へ。
目的地は稲佐山公園バス停です。
色々なところへ行くバスが多いので、事前に確認しておいた方が吉。
稲佐山公園バス停に着くと、そこから徒歩15分で展望台のある山頂に着きますが、オススメはスロープカーへの乗り継ぎです。
ちなみにこのタイミングで帰りのバスの時間は写真を撮るなりメモるなどしておいた方が便利です。
スロープカー
バス停からすぐのところに、スロープカーの「稲佐山中腹駅」があります。
こちらに乗ると約8分で稲佐山山頂へ到着します。
まさかとは思いますが、そもそもスロープカーって何ですか?って方はいらっしゃいますか?
ちなみに、私は全く知りませんでした。
スロープカーはロープウェイの様な乗り物ですが、レールは下側に1本あり、それに沿って走ります。
ロープウェイとモノレールの中間のようなイメージでしょうか。
詳しくはHPから↓
こちらをオススメする理由は簡単です。
今から絶景が見える場所に行くのだから、その道中から見る景色もとても綺麗なはずなのです。
行きも帰りも、道中まで余すことなく楽しみ尽くすにはもってこいの乗り物です。
スロープカーからの写真はまた後程載せます。
展望台
展望台はスロープカーの頂上駅から歩いてすぐのところ。
ここまで来たら四の五の言わずにまずは絶景を見に行きましょう。
ふくの湯でも長崎市内を一望出来ましたが、ここはまた全然違いますね。
長崎市を見て右側の一面の海は、九州本島の形が少しわかるほどの見晴らし。
今更ですが、是非こちらの展望台には夕暮れ時に行ってみてください。そして明るい時と暗くなった後を比べてみてください。
全然景色の表情が違いますよね。
こちらの夜景は日本新三大夜景に選出されています。
じっくり夜景を楽しんだら、バスの時間を見て帰りましょう。
なかなか名残惜しい!と思ったあなたに朗報です。
スロープカーで泣きのもう一夜景を楽しめます。
反射して写真写りが悪いのでご了承ください。イメージが伝われば幸いです。
まとめ
今回は番外編ということで、長崎市周辺の旅でした。
どうしても「名前はよく聞くけど実際あまり行かないよね…ハウステンボスなら行きやすいけど…」というイメージが強い長崎ですが、こちらを参考に訪れてみていただけたら幸いです。
長崎はこれの他にあと2つあげる予定ですので、そちらも是非よろしくお願いします。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。