今回は群馬県にあるチャツボミゴケ公園についてのご紹介です。
突然ですが、皆さんコケは好きですか?
少し前から来ているコケブームで、おうちで育てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなコケを思う存分感じられるスポット「チャツボミゴケ公園」のご紹介です。
このチャツボミゴケ公園は、コケ好きの方もコケの魅力にまだ気づいていない方も、是非とも訪れてほしいパワースポットですので、是非最後までご覧ください。
アクセス
チャツボミゴケ公園は公共交通機関で行きづらいため、マイカーで行かれることをオススメします。
住所と受付時間・料金
住所は、群馬県吾妻郡中之条町入山字西山13-3 です。
受付時間は9:00~15:30で、冬季の間は閉園しています。春から秋にかけてのお昼に行きましょう。
入場料はシャトルバス代込で600円となっています。
マイカーでの行き方
関越自動車道 渋川伊香保IC下車し、国道17号から長野原方面へ。その後国道292号で向かいます。渋川伊香保ICから約1時間45分で到着します。
上信越自動車道 碓氷軽井沢IC下車し、国道146号で長野原方面へ。その後国道292号で向かいます。碓氷軽井沢ICから約1時間45分で到着します。
チャツボミゴケ公園ってどんなところ?
チャツボミゴケ公園は、その名の通り「チャツボミゴケ」という珍しいコケが自生する自然公園です。
かつてこの地には鉄鉱石の鉱床がありました。この鉱床では1966年まで露天掘りが行われ、現役として採鉱が行われていました。
その時の露天掘りに出来た窪みにチャツボミゴケが自生しています。この窪みは「穴地獄」と呼ばれ、当時から観光スポットとして、そして近年ではパワースポットとして有名になっています。
この穴地獄では随所から酸性泉が湧き出ているため、強酸性の水を好むチャツボミゴケには絶好の生育環境でした。それが理由となり、日本最大級のコロニーが形成されています。
約2000㎡に渡る一面のチャツボミゴケのコロニーは、「六合チャツボミゴケ生物群集の鉄鉱生成地」として、国の天然記念物に指定されました。
見どころ
穴地獄
チャツボミゴケ公園の見どころは何といっても「穴地獄」です。
山の中腹に位置する穴地獄へは、受付より専用バスで向かうことが出来ます。
こちらでは一面に広がるチャツボミゴケと、合間を縫うように湧き出て流れる酸性泉が幻想的な空間を作っています。地獄というより天国、草津温泉の秘境といった感じの絶景が広がります。
実はこのチャツボミゴケ、何故酸性の条件下で生育できるかその機構はちゃんとわかっていないそうです。神秘的ですよね。
またこの穴地獄は、パワースポットとしても有名とのこと。
本州でこの光景を見られる場所は他にないそうなので、是非一度足を運んでみてください。
山道
もう一つの見どころは、専用のシャトルバスから穴地獄までの山道です。
約300mほどの長くない道のりですが、まさに自然の中のハイキングが出来ます。
チャツボミゴケ公園に着くまで群馬中之条の山道を車で運転して来ますが、自分の足で歩けるところは中々少ないです。
こちらの道中も是非楽しんでみてください。
余談のワンポイント
チャツボミゴケ公園まで車で山道を走ることになりますが、ここ一帯はスマホの電波がなかなか強くないです。
私のソフトバンクはほぼ壊滅状態でした。
ですので、音楽をストリーミング状態で流す方とそもそもナビとしてスマホを使う方は要注意です。
音楽はあらかじめダウンロードをするなどして、ナビはそこまで分かれ道も無いので、検索出来た状態の画面をスクリーンショットしておくことをオススメします。
道幅も決して広くなくカーブも多いので、せっかくのドライブコースを安全に楽しむためにもしっかり準備していきましょう。
まとめ
今回は群馬県中之条にあるチャツボミゴケ公園をご紹介しました。
冬の時期はいけませんが、数々訪れてきた関東の観光地の中で特におススメ出来るスポットです。是非チェックしてみてください。
以前にチャツボミゴケ公園を含めたドライブコースをご紹介していますので、併せてご覧いただければ幸いです。
それでは最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。