今回は群馬県でのドライブ一泊旅行です。
1話にまとめられないほどの魅力満点な旅でしたので、数話に分けてお伝えします。
ドライブコースは全てまとめて別記事にまとめていますので、こちらをご覧ください。参考にしていただければ幸いです!
今回は草津から中之条を抜け四万温泉まで進む旅。
一目でわかる「中之条編」の良さはこちら。
・非日常を味わえる絶景の連続
・素敵なコケの世界
・体の内から整えられる薬膳粥
そんな群馬県の旅中之条編、出発です。
①道の駅での絶景、からの草津温泉
道の駅 八ツ場ふるさと館
東京を出て約2時間半。
草津温泉に向け車を走らせて、もうすぐ草津温泉!というところで道の駅があります。
その名も「道の駅 八ツ場ふるさと館」。この看板が目印です。地域のゆるキャラのお出迎えを受けながら駐車場へ。
ここに立ち寄った理由は何といっても絶景。すぐ近くの橋からこんな感じです。
下に流れる吾妻川と山々のコントラストがとてもキレイですよね。この日は秋晴れにも恵まれて遠くまで絶景を楽しむことができました。
もうすこし秋が深くなると、紅葉でまた雰囲気が変わりそうなのでおススメです。
ちなみにこの道の駅は、温泉地ということもあって足湯が併設してあります。
ここでゆっくりするのもとてもいいと思える場所でした。
ここから少し車を進めると、あの草津の街です。
草津温泉 西の河原露天風呂
今回は有名な湯畑付近ではなく、前から気になっていた温泉へ。
その名は「西の河原露天風呂」。駐車場から少し園内を歩きたどり着きます。
この温泉はとても特殊で、男女合わせると500㎡という広大な露天風呂です。
洗い場がないのでかけ湯のみで、純粋に露天風呂を楽しむスタイル。360°の大自然の中で、大きな湯船につかるというのは中々味わえません。
②チャツボミゴケ公園
草津温泉から約20分~30分、山道で車を走らせるとチャツボミゴケ公園にたどり着きます。
入り口から道中
たどり着くと言ってもそこはまだ受付。入場料を払ったらシャトルバスに乗ります。
バスで山道を上へ。
バスを降りると今度は歩き。さらに山道を上へ。
300m程、自然の中をハイキングです。
日常では味わえない自然との距離を噛みしめながら歩いていると、穴地獄に到着します。
穴地獄
「穴地獄」というおどろおどろしい名前の景色がこちら。
見渡す限りに自生する「チャツボミゴケ」と間を縫うように流れる源泉は、まさに異世界の湿地帯。
地獄よりは天国、草津温泉の秘境といった感じでした。
流れている水は温泉地由来の酸性の水だそうです。
このチャツボミゴケが何故酸性で生きられるのか、その機構はちゃんとわかっていないそうです。神秘的ですよね。
またこの穴地獄はパワースポットとしても有名とのこと。
本州でこの光景を見られる場所は他にないそうなので、是非一度足を運んでみてください。
じっくり満喫したらまたシャトルバスで受付まで帰ります。
受付近くの売店でコケを売っていました。
「家でも簡単にコケを育てられる!」と書かれていると穴地獄の魔力でものすごく欲しくなってしまうので、皆様衝動買いにお気を付けください。
私は魔力に負けました。
こちらの公園は12月~4月まで閉園をしているようですので、お訪ねの際は要チェックです。
③大仙の滝
チャツボミゴケ公園から山を下る方向へ10㎞ほど車を走らせると、「大仙の滝」があります。
入り口の目印
とてもいいところなのですが、場所がとてもわかりづらいので注意!
特に施設などがあるわけではなく、無料で止められる駐車場があるのみです。
目印はこちらの看板。
山上から下ってこの看板が右手に見えたら入ってください。ここが無料で止められる駐車場です。
いまいちわかりづらい場合は、近くにバス停があるのでそちらでナビ検索するのもいいかと思います。
停留所名は「瀧見前」です。
この駐車場から歩いてすぐのところにこんな場所があります。
ここから行くとはなかなか気づきませんよね。私は迷いました。
近づいてみると看板と入り口があります。看板の写真は見づらくて申し訳ありません。
日差しが強く影がハッキリ出てしまっていたのでやむを得ず。写真調整したのですが厳しいですね。
詳しくは現地でご覧ください。。
この端の道を通って向かいます。
大仙の滝
ここまで探してやっと見つけられるところって本当にすごいの?と思われている方。
それでもすごいんです。
30秒ほど山道を歩くと、どーんと姿を現します。
すぐ横に道路があるにもかかわらず、このスケールの滝がいきなり出てきます。
さらにこの滝のおすすめポイントは、すぐ目の前の岩場まで歩いて行けるんです。
1枚目の写真に写っている手前の岩場まで足を運ぶことができます。
圧巻の滝の迫力と透き通るきれいな水、それを川の真ん中から見る非日常感。
これを無料で味わえます。
たどり着くまでの道や岩場が少し急な面もあるので、しっかりした靴を履いていくことをおススメします。
さらに奥に進んでも他の滝が見られるようですが、ここだけでも十分な満足感が得られます。
④薬膳や 向新
大仙の滝より1時間ほど車を走らせ、ところは四万温泉。
ここに「積善館」という、ひと際風情がある旅館があります。
ここの本館は群馬県の指定重要文化財にも指定されているようです。
ただ今回用があるのはこちらの手前にある茶屋「薬膳や 向新」
積善館が運営されている薬膳お粥のお店。
2020年11月にオープンしたばかりの、ちょっと話題のお店です。
日頃の疲れやわだかまりから心も体も解放してあげようということで、薬膳粥を食べに来ました。
店内は和とモダンが合わさったオシャレなスペース。
美味しいものを食べるときは雰囲気も大事にしたいですよね。
メニューもコンセプトに合わせた逸品がたくさん。
今回私がいただいたのは、「薬膳肉みそ黒米粥」。
補腎、散寒がテーマのお粥セットです。
薬膳って食べづらい味、淡白な味といったイメージが付きがちですが、
素材の味がしっかり活き、奥深い味でした。
またお塩と温泉卵で味変もできるので、飽きが来ることなく最後まで美味しくいただきました。
一緒にいただいた薬膳茶も甘みがあってとても飲みやすく、体が温まるのを感じました。
こちらのお店では、薬膳の販売も行っているようです。
ご興味がある方はぜひおススメです。
ご許可いただいたのでHPを貼らせていただきます。私の写真よりとても美しい写真がたくさんあります。
ここでお腹いっぱいにしたあとは、目の前に流れる四万川を眺めながらぼんやりするのもおススメです。
ぼんやり眺めながら腰掛けると、日頃の雑音が嘘のように消えていきます。
この四万川は「四万ブルー」といわれる上流の奥四万湖・四万湖より流れる、透き通るようにきれいな川。
その奥四万湖を見ることを楽しみに、一日目終了です。
今回お邪魔したところ
・チャツボミゴケ公園
〒377-1701 群馬県吾妻郡中之条町入山
・大仙の滝
〒377-1701 群馬県吾妻郡中之条町入山 滝見前
まとめ
今回は群馬の旅の一日目ということで、中之条町を中心に回りました。
また旅の二日目のことや今回の旅のまとめもアップしていますので、ご覧いただければ嬉しいです。
ドライブコースは旅のまとめでひとつにしてお送りしております。
ここまでお読みいただきありがとうございました!また次回も是非ご覧ください!
続きはこちらのリンクからどうぞ。