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千葉に行くなら欠かせない!海も山も登山も大仏も、全部味わえる絶景観光スポット「鋸山」

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今回は千葉県安房郡鋸南町にある鋸山をご紹介します。

皆さんは千葉県の観光スポットといえばどこを思い浮かべますでしょうか。

鴨川?九十九里?木更津?それとも夢の国?

今回はそのどこでもない、鋸山です。のこぎりやまと読みます。

行ったことがない方向けに鋸山を一言でいうと、海と山をいっぺんに味わえて心が洗われるオススメ絶景スポット。

色んなものがギュッと詰まってウソかの様な謳い文句ですよね。でも本当なんです。

ちょっとでも気になった方は是非この記事を参考に行ってみていただけたら幸いです!

アクセス

マイカー

富津館山道路 富津・金谷ICから国道127号線を館山方向へ約5分のところに、ロープウェイ山麓駅があります。

駐車場はロープウェイ利用者に限り利用でき、台数は200台ほど。駐車料金は無料です。

公共交通機関

電車だとJR内房線の浜金谷駅下車後、徒歩8分ほどでロープウェイ山麓駅に着きます。

鋸山(のこぎりやま)ってどんなところ?

鋸山はハイキングや絶景スポットとして、また近年では関東屈指の映えスポットとして注目を集めている千葉県の観光地。

ロープウェイで山頂に行き、「乾坤山日本寺」というお寺の境内を散策出来ます。

約10万坪、約2600段の石段の敷地内には、上記の地獄のぞきや百尺観音など、見どころ満載のスポットです。

サラッと言いましたが、石段数2600

歩きやすい靴!荷物は軽く!水分携帯!準備を万全にしてください。

こちらの「地獄のぞき」が有名ですね。

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見どころ

ロープウェイ

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こちらのロープウェイで山頂まで一気に向かいます。他に徒歩で登っていくコースもありますが、初めて行かれる方は特にこちらを利用した方がいいかと思います。

焦らなくても山頂についてからとてもたくさん歩きますので。

ロープウェイの料金は往復で950円。

かなり並ぶこともありますが、ロープウェイ自体が1回40人乗ることが出来るので、比較的スムーズに乗ることが出来ます。

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順番にもよるので無理は禁物ですが、窓側がキープ出来そうなら窓側がおススメです!とにかく景色がよい!

目の前が海なのに、どんどん上に昇っていく感覚はなかなか味わえません。

写真がないことからわかる通り、私は今回窓側をキープすることはできませんでした。

ロープウェイ山頂駅

ロープウェイ山頂駅に着くと、食堂と資料館、そして展望台があります。

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山頂から見る、足元に広がる海はやはり他では見ることが出来ない絶景です。

ちなみに3枚目の真ん中に小さく見えている白いものは雲ではなく富士山です。海の先に富士山が見える場所は他にあまりなくとても貴重。

ここから少し山道を降りると、日本寺参拝エリアに入ります。

十州一覧台

拝観の入り口をくぐると、まず3手に道がわかれます。

まっすぐ行くと、有名な地獄のぞきや百尺観音へ続く緩やかな登り階段。

右に行くと、大仏広場への近道の下り階段。

ほとんどの方がこのどちらかに進んでいくので、流されそうになってしまいますが、

まずは左の道へ進むことをおススメします。

他はグルっと周っていけますが、ここだけはこのタイミングでしか行きづらいんです。

左の道は、十州一覧台へと向かう、角度がしっかりとした石段。

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約100段ほどでしょうか、しっかりとした石段を登り続けると、十州一覧台に到着します。

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こちらには浅間神社の小さな祠と記念碑が建っています。

人が少なく穏やかな時間を過ごせるとともに、実はココもかなり優秀な絶景スポットです。

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十州一覧台は、陸国(現在の茨城県)から駿河国(現在の静岡県)まで、十の国を一望できたため、この名前が付いたそうです。そりゃあいい眺めのはずです。

まだ参拝道を歩き始めたばかりですが、少しベンチに座って絶景を眺めてみてはいかがでしょうか。

百尺観音

最初の分かれ道に戻り、今度は真ん中の緩やかな階段を登ります。

さすが人気のスポットが並ぶ道だけあり、人通りがとてもにぎやかに。

少し階段を進むと横へそれる道があり、奥へ進むと世界が一変。

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まるでいきなりラピュタの城の中に入ったかのように、まっすぐに切り落とされた石の壁や横から植物が生える道を通ります。

その道を一番奥まで進むと現れるのが、この「百尺観音」。

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その名の通り、100尺(約30m)ある磨崖仏で、航海、航空、陸上交通の安全を守るご本尊として崇めらています。

元々石切り場であったこの鋸山の石肌に彫られたものだそうです。

30mというとマンションの10階ほどの高さ。見上げるほど大きいとはまさにこの事ですね。

ドライブは家に無事到着するまでがドライブです。しっかり参拝して交通安全を祈願していきましょう。

百尺観音から少し目を左にずらすと、次の目的地が見えてきます。

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山頂展望台(地獄のぞき)

百尺観音を離れてからもさらに階段を登りに登りこの鋸山の一番高いところに来ると、山頂展望台があります。そしてここに、恐らく鋸山で一番有名な「地獄のぞき」があります。

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横から見ると大きな獅子が崖の上から眺めているような、そんな形の展望台。

高いところが苦手な方には身の毛もよだつスポットです。

ここはさすがの混雑具合で、聞こえてきた話だと1時間以上待ってやっと展望台に行くことが出来たとか。

今回は時間が足りなかったため、以前まだ人があまりいなかったときに展望台から撮った写真がこちら。

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落ちないようにしっかり手すりを握りしめる私の指も写っていました。

高いところダメなんです。

東海千五百羅漢道

鋸山のてっぺんである地獄のぞきから、大仏広場まで下っていく中で通る「東海千五百羅漢道」。

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まぁ階段の多いこと多いこと。道中にはこんな滝もあります。

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そしてこの道の名前の千五百羅漢。

その由来は、江戸時代に大野甚五郎という名工が27人の門弟とともに21年もの歳月をかけて刻んだ1553体の石仏が至る所に並んでいます

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この羅漢像は、ひとつも同じ顔がないそうです。自分に似た顔の像を探してみるのも面白いですね。

この道を通り抜けると、いよいよ大仏広場です。

大仏広場

ロープウェイの山頂駅から一番離れたところに、「大仏広場」があります。

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山道から一気に開け、まさに名前の通り大仏の広場。

こちらでは授与所にてお守りや御朱印をお願いすることもできます。そしてやっと!飲み物を買うこともできます。山道お疲れさまでした。

こちらの大仏は、千五百羅漢道の石仏を作った大野甚五郎が3年の年月をかけて彫刻した薬師瑠璃光如来像が原型。高さ31mで、奈良東大寺の大仏の2倍の大きさを誇ります。

31mということは、百尺観音とほぼ同じ高さです。その高さで立体的に彫られているこの大仏はやはり圧巻。

またこちらの広場にはお願い地蔵尊というところがあり、願いを唱えながら小さいお地蔵様を納めると願いが叶うと言われています。

小さいお地蔵さまは授与所で求めることが出来ます。

ここからロープウェイの山頂駅まではまた山道と石段を20分ほど。しっかり休んで体力を回復させてから帰路につきましょう。

まとめ

今回は千葉県安房郡鋸南町にある鋸山をご紹介しました。

海と山をいっぺんに味わえるとてもオススメの観光スポットです。

以前の投稿で、この鋸山も含めた千葉県日帰りドライブコースをご紹介していますので、是非合わせてご覧ください。

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それでは最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。