今回は茨城のオススメドライブコースのご紹介、2日目編です。
1日目は茨城の海沿いを中心に移動してきましたが、2日目は水戸、さらには西側へ異動していきます。
1日目をまだご覧になっていない方は、是非1日目からご覧いただければ幸いです。
一目でわかる茨城ドライブ2日目の良さはこちら。
江戸末期の重要人物、水戸藩主徳川斉昭が遺した弘道館・偕楽園
地元からも遠方からも常連が駆けつける超モチモチそば
地図にない湖がそこに!シュールな空間で石を楽しむ
ドライブコース
↓
↓
↓
帰宅
Pâtisserie kosai本店
水戸に2店舗を構える「フランス菓子工房Pâtisserie kosai」さん。
水戸市に在住の方は知らない人がいないほど有名なお店だそうです。
茨城ドライブの2日目はこちらの本店で朝ご飯をいただいてスタートします。
本店は水戸市元吉田町にあり、水戸駅からだと、国道6号線に出て土浦方面へ向かい、酒門六差路を左に曲がるとわかりやすいかと思います。
こちらでは持ち帰りだけでなく、テラスに少しだけ席があります。
このテラス席でオシャレに糖分をいただきます。
今回いただいたもの
今回私がいただいたのは、シュークリームと焼きチーズケーキです。
私個人の好きなものをただただ食べた朝ご飯となりました。
香り豊かに甘くておいしいのにしつこくない!とても美味しい朝ご飯となりました。
こちらはモンブランやその他ホールケーキなど、美味しくて話題のものも多々あり、なかなか行けない…という方にもオンラインショップがありますので、是非HPをご覧ください。
詳しくはこちら
詳しいメニューやオンラインショップなどはパティスリーkosaiさんのHPをご覧ください。
弘道館
弘道館は、水戸市内にある歴史施設です。「烈公」と呼ばれた水戸藩の9代目藩主徳川斉昭によって設立された藩校で、斉昭の子であり江戸幕府最後の将軍ともなった徳川慶喜が幼少期に学んだ場所でした。
当時の空気を味わえる貴重な場所である他、敷地内に植えられた梅林を楽しめる人気のスポットです。
見どころ
弘道館では、江戸末期の貴重な資料が数多く残されています。
現在で言う学校に近しい存在であったため、学問を学ぶ上で教科書として使用された書物や資料などが多く展示されているほか、当時の生活環境をそのまま見られる設備も多くあります。
また、水戸徳川家にまつわるものも多くあり、幕末の歴史ファンの方は特にウキウキするスポットです。
幕末と言えば京都や下関、鹿児島、函館あたりに焦点が当たりますが、様々なところで重要な役割を果たしている水戸藩の動きを見るのもとても面白い。これから歴史を学びたいという方にもとてもオススメです。
詳しくはこちら
弘道館をこの記事で詳しくご紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
水戸東照宮
弘道館よりほどない距離に、水戸東照宮があります。
東照宮と言えば栃木の日光のイメージかもしれませんが、実は全国に20件以上も存在しているんです。
こちらはその一つ。水戸藩初代藩主の徳川頼房が徳川家康を祀るために建立しました。
藩主の頼房は家康の子供です。つまり頼房は、父親を供養する意味で自身の地に東照宮を建てました。
この水戸東照宮の社殿は太平洋戦争で一度焼失してしまいますが、昭和37年に再建されています。
見どころ
水戸東照宮には、国指定や茨城県指定、水戸市指定の重要文化財が数多くあります。
しかし、私がオススメする水戸東照宮の見どころは何といっても社殿。
社殿内の何と煌びやかな事。
金に輝く葵御紋の門と、中に入ると天井に広がる白梅と紅梅。
徳川家の栄華をたたえるかの様なしつらえになっています。
当時の日本、そして水戸がいかに徳川家康を崇め奉っていたかがわかります。
詳しくはこちら
詳しくは水戸東照宮のHPをご覧ください。
偕楽園
言わずと知れた茨城県の観光スポット、偕楽園。
春先には梅まつりが開催されるなど、敷地内の梅はとても有名です。
しかし今回ご紹介したいのは季節外れの偕楽園。
春の賑わった空気ではなく、静かに落ち着ける偕楽園に立ち寄ります。
見どころ
偕楽園は「陽」と「陰」の世界観をイメージして作られたと言われています。
梅の花が咲き誇り、ウキウキして気分を高揚させる雰囲気の「陽」の世界と、しっとりとした静けさで落ち着きを取り戻させてくれる雰囲気の「陰」の世界。
この陰の世界を一番感じられるのが、好文亭です。
好文亭は園内の中程に位置し、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成ります。
こちらは徳川斉昭自身が設計したと言われていて、この好文亭に家臣や客人を呼んで詩歌や慰安会を催されたそうです。
作りや屋内の雰囲気、上階からの景色など、心を静めてくれる不思議な力があるように感じられ、まさに「陰」の世界を味わえます。
また、この好文亭から「竹林」を通り「吐玉泉」へ向かうコースがとても趣深い。
ただ静かに風の音をかき鳴らす竹林の先にある吐玉泉は、澄んだ水が滾々と湧き出ているスポット。
偕楽園造園の際には、この玉の様に綺麗な湧水を茶の湯として使うために吐玉泉が整備されたんだとか。
このスポットで水と風の音を聞きながら自然を感じるのもとても良いです。
詳しくはこちら
偕楽園をこの記事で詳しくご紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
そば処一色
このドライブコースでは偕楽園から次の目的地へ行く途中でお昼ご飯をいただくことにします。
今回は、水戸市にある「そば処一色」。
そば処一色さんは、常盤自動車道の水戸ICのすぐ近くにあるおそば屋さんです。
地元の人はもちろんの事、遠方から訪れる常連のお客さんも多い人気のお店。
古民家風の貫禄のある大きな外観は、運転していてもすぐに気が付く存在感があります。
今回私がいただいたもの
今回私がいただいたのは、スタンダードな「天もりそば」。
そばがとにかくモチモチで、東京ではなかなか食べられない食べ応えでした。
風味もしっかりとしていてとても美味しい逸品です。
せっかく茨城に来たんだから有名な名産を…という方もいらっしゃるかと思いますが、
是非一度ご賞味ください。本当にオススメ。
こちらのそばを食べにまた茨城へ行きたいくらいです。
詳しくはこちら
そば処一色さんをこちらの記事で詳しくご紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
石切山脈
お腹がいっぱいになったら今回のコースの最後の観光地、笠間市の石切山脈に向かいます。
こちらは100年以上前から開かれている関東最大級の御影石の産地で、今でも採石が続けられています。
何故また旅行へ来てまで採石場へ…?という方。まぁ待ってください。
こちらには訪れるべき見どころがありますので、そちらをご紹介します。
見どころ
この石切山脈には、「地図に載っていない湖」というウワサがあります。
確かに地図にもナビにも湖はありません。
が、いざ着いたときの景色がこちらです。
そこには立派な湖が現れます。
大きな川が流れ着いているわけでもないのに切り立った岩肌の中に突如現れる湖。とても幻想的です。
ここでは、地下65mまで掘り進められた採石場の岩の割れ目に湧き水や雨水が少しずつ少しずつ溜まっていき、長い年月をかけてここまで大きな湖に成長したそうです。
自然が作り出したものではないけれど、人工的に作られた湖でもない、不思議な湖です。
そしてこの湖の周りでは、有名なグラフィックデザイナーがここで採れた石を使い作り上げた作品が数多く置かれています。
どれもこれもとてもユニークで目を引かれます。
このシュールな空間で時間を忘れて少しボーっとしてみるのもとてもオススメです。
少なくとも都会では味わえない時間を過ごすことが出来ます。
詳しくはこちら
石切山脈をこちらの記事で詳しくご紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
下妻
ここからは少しばかり強引なコース取りとなりますが、下妻へ向かいます。
理由としては以下の3つ。
・下妻物語の舞台の街に行ってみたかった。
・下妻に気になる温泉施設があった。
・下妻から東京方面へ帰る途中に気になる夜ご飯のお店「活龍」があった。
とはいえお昼過ぎに石切山脈を出てそこまで時間もないので、こちらでは下妻で寄りやすい施設を二つご紹介します。
道の駅 しもつま
周りを豊かな畑に囲まれた「道の駅 しもつま」。
考えてみると今回のドライブコースは中々お土産を買う機会が少なかったので、こちらで購入しました。
こちらでは納豆はもちろんのこと、地元野菜の直売や茨城の銘酒や銘菓なども販売しているのでとても便利!私は藁入りの納豆をたくさん購入しました。
建物内はモダンな感じでとてもオシャレ。時間がある際はこちらでゆっくり休憩するのもいいかもしれません。
またこちらには納豆工場が併設されており、曜日や時間は限られてしまいますが見学も可能です。毎週月・水・金の午前中が見学可能なようです。
詳しくはこちら
詳しくは道の駅しもつまのHPをご覧ください。
ビアスパーク しもつま
ビアスパークしもつまは温泉やホテル、体験農園や直売所などが併設されているリフレッシュスポット。
こちらでは美味しい地ビールもいただけます。
今回の私の目的は、日帰り温泉。
露天風呂、全身浴(ジェット・気泡・寝湯)、サウナ、水風呂、薬湯風呂、壷湯、寝ころび湯、打たせ湯など、とても多彩な入浴設備なのに日帰り温泉料は700円ととてもお得!
下妻温泉はアルカリ性の天然温泉でとても入りやすいのも特徴です。
このコースの2日目はとても長い距離を動いています。こちらでゆっくり疲れを癒しましょう。
詳しくはこちら
詳しくはビアスパークしもつまのHPをご覧ください。
活龍
さて、最後はご飯を食べて帰りましょう。
今回行ったのは下妻からひたすら南へ…目的地はつくばです。
そこまでして食べたかったものがあるんです!
今回の夜ご飯は「活龍」のつけ麺。
茨城で一番食べられているというウワサで、激戦区であるつくばの濃厚魚介豚骨の火付け役として一世を風靡したとのこと。
その「活龍」の本店へ向かいました。
今回私がいただいたもの
今回私がいただいたのは、一番人気のつけ麺。
そりゃあね、それ目当てで行ってますので。
濃厚な魚介豚骨のスープが極太麵にまぁ良く絡む!極太ストレートの麺はとてもモチモチで食べ応えがすごいです。しかもその麺の大盛が無料!幸せの味がします。
つけ麺の他にも中華そばや混ぜそば、担々麺などもあります。
が、まずはこのつけ麺を是非食べてみていただきたいです。とても美味しい。
サイドメニューの餃子も悪魔的に食欲をそそりますが、麺の量と自分のお腹と相談しながら注文する方がいいかと思います。食べ終わった後、なかなか帰る勇気が出ないくらいにはお腹いっぱいになりました。
詳しくはこちら
メニューや店舗の情報など、詳しくは活龍のHPをご覧ください。
まとめ
今回は茨城ドライブの2日目をご紹介しました。
1日目と合わせてなかなかにボリュームのあるコースとなりました。
それでもまだまだ茨城のほんの一部。
袋田の滝を目がけて北部へも行きたいし、今回さらっとしか行けなかった下妻やつくば、さらには土浦なども行きたいと思っています。牛久の大仏にも。
また折を見て茨城ドライ第2弾、3弾と続けていきますので、そちらも配信しましたら是非ともよろしくお願いいたします。
また、今回の茨城ドライブ第1弾の1日目をまだご覧になっていない方は是非そちらもご覧ください。
それでは最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。