今回は静岡県伊豆の国市にある蛭ヶ島公園をご紹介します。
伊豆箱根鉄道の韮山駅からすぐの位置にある公園ですが、歴史好きの方々にはとても重要な公園となっています。
頼朝が京より流されたどり着いた地として知られているこの公園も、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の聖地巡礼にオススメのスポットとなっていますので、ご参考いただければ幸いです。
ゆかりの地巡りの記事も上げていますので、是非そちらも併せてご覧ください。
アクセス
マイカー
ゆかりの地巡りのプラン通りであれば北條寺より車で約10分ほど。
直接関東方面から行く場合、東名高速の沼津ICから、もしくは新東名高速の長泉沼津ICから伊豆中央道路を経由し、三島玉沢ICから約20分ほど。
駐車場は16台+バス専用駐車場数台分があります。
公共交通機関
伊豆箱根鉄道韮山駅から徒歩10分。
また、伊豆長岡駅から「歴バスのる~ら」という観光周遊バスが出ています。(土日月のみ運行)
500円で乗り放題のバスで、長岡駅から20分ほどで蛭ヶ島公園の目の前に到着します。
歴バスのる~らの詳細はこちらからご確認ください。
概要
静岡県伊豆の国市にあり、芝生広場や花壇、ベンチや茶屋があるのどかな公園。
県指定有形文化財「旧上野家住宅」が市歴史民俗資料館として併設されています。
道路沿いには若き日の源頼朝・北条政子夫妻の像があり、この像を目当てで訪れる方がとても多いですよね。
この像の見る先には富士山があり、天気が良ければくっきりと見えます。
この日は残念ながら見えませんでした。
歴史的な見どころ
この蛭ヶ島公園は、頼朝が京から流されて青年時代を過ごしたところと言われています。この地を中心に北条家との出会い・政子との結婚・そして挙兵まで、半生の様々なことが起こりました。
歴史書の「吾妻鏡」には、京で平家に捕らえられた源頼朝は伊豆の「蛭島」に流されて幽閉されたと書かれています。
実際の詳細場所は不明とされていますが、この蛭ヶ島公園の地に流されたのでは?と伝えられ、江戸時代に比定されました。
わずか14歳でこの地に流れ着いた頼朝は、それから20年後の34歳に平家打倒を目指し旗揚げをして、歴史が大きく動き出します。
まとめ
今回は伊豆の国市にある蛭ヶ島公園をご紹介しました。
源頼朝が長い時間を過ごした地ということで多くの方が訪れています。
若き日の頼朝・政子像も写真映えしますよね。
基本的には無料で楽しめるスポットですので、気軽にお立ち寄りになってみてください。
ゆかりの地巡りをこちらでまとめていますので、併せてご覧いただければ幸いです。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。