静岡

大自然の中、虹を求めて滝巡り!7つの滝に癒されて心身ともにリフレッシュ

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天城のメインと言ってもいい広大なスペースを有する河津七滝。

名前の通り、河津にある七つの滝です。

言葉で書くととても普通になってしまいますが、ここはとにかく見ごたえあり

自然の中をゆっくり楽しみたいという方は必見の観光スポットです。

そんな河津七滝をご紹介します。

アクセス

マイカー

①修善寺や浄蓮の滝から河津駅方面へ414号線を走ります。修善寺から約40分、浄蓮の滝からは約15分でたどり着きます。

②河津駅からは14号線の後414号線を通り、「河津七滝ループ橋」の下を通って向かいます。ループ橋を登ってしまうと通過してしまうので注意です。

「旧七滝観光センター無料駐車場」に駐車するのが便利ですので、ナビに入力する際はこちらで検索すると分かりやすいです。

公共交通機関

①修善寺駅からバスに乗り、約1時間で到着します。浄蓮の滝からだと約30分です。

②河津駅よりバスで約25分で「河津七滝」停留所に到着します。

また、「河津七滝」停留所からだと遊歩道を登りながら順番に滝を見ることが出来ますが、「水垂」停留所で下車すると遊歩道を下りながら滝を見ることが出来ます。

バス+徒歩でご覧になる方は「水垂」停留所経由の方が楽かもしれません。

河津七滝ってどんなところ?

そもそも河津七滝って何ぞや?という話なのですが、

河津七滝(かわずななだる)は天城峠から流れ下る河津川にかかる滝で、約1kmの道のりを7カ所に分けて落ちていきます

その横をずーっとつながる遊歩道では、川の間近に近寄ることが出来たり季節によって新緑や紅葉を楽しめるほか、キャンプが出来る施設などもあってレジャーとしても1日楽しめます。

七滝は約2万5千年前に伊豆東部火山群のひとつである「登り尾(のぼりお)南火山」から流れ出したものです。

7つの滝のうちの6つは溶岩で出来ており、あちらこちらで柱状節理を見ることが出来ます。柱状節理?って何ぞや??って思われた方は浄蓮の滝の記事をチェック!

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明治末期まで人が踏み入れなかった神秘の滝!浄蓮の滝で癒しを求める旅天城越えの入り口ともいえる位置にある浄蓮の滝。 「天城越え」の歌の歌詞に出てくるので、世代の方は聞きなれた名前なのではないでしょう...

見どころ

遊歩道

滝の見どころなのにいきなり遊歩道?と思う方もいらっしゃるかと思います。

でも河津七滝はこの遊歩道が醍醐味と言えるくらい、素敵な遊歩道なんです。

横では川が流れており、この遊歩道を歩きながら約1時間ほど滝めぐりをしていきます。

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その中で特に2か所、オススメのスポットをご紹介します。

①吊り橋

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蛇滝からえび滝に向かう位置に、木製の吊り橋がかかっています。

この吊り橋の注目ポイントは、「階段」。

地形に沿ってかけられている橋のため、とてもいびつな形をしています。

そのため、長い階段だったり平坦な道だったり、とてもいびつな形をしているんです。

渡るだけでとても楽しい橋ですので、訪れた際は是非ここまでいらっしゃってみてください。

②大岩成就

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初景滝の近くの遊歩道を歩いていると、「大岩成就」と書いてある看板があります。その近くを見渡すと、小さな石がたくさん入った箱と、柵の外に締縄が巻いてある大きな岩が。

こちらは、3回小石を投げ、1度でも岩の上に乗せることができれば願いが叶うとされています。

この大岩は何百年もこの地で、雨にも負けず、風にも負けず、川の流れにも負けずこの地に留まっており、パワースポットとして崇められていたとのことです。

是非訪れた際は、このパワースポットにあやかって小石を投げて運をはかってみてください。

大滝

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大滝は旧七滝観光センター無料駐車場から一番近く、最初に見ることが出来る滝です。

名前の通り河津七滝の中でもとても大きい滝で、見ごたえがあります。

もちろん無料で見ることが出来るのですが、こちらの滝には特等席も用意されています。

それはなんと、滝の目の前にある露天風呂!

こちらは温泉旅館「天城荘」さんに泊まった方だけが利用できる温泉です。

無料で見られる場所とは近さも高さも違うので、きっととんでもない迫力を味わえることでしょう。私も次は是非行ってみたい。

天城荘さんのHPを添付しますので、ご興味ある方はこちらからどうぞ。

出合滝

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2番目の滝は「出合滝」という名で、2つの川が出合って一つの大きな川になり、大滝へと流れていくその合流地点にあります。

出合滝の特徴は、合流した後の川の透き通る青さ

とても綺麗です。とても映えます。

こちらで水かさを増して、一気に大滝へと流れていきます。

奥まで進むと、大滝の直前に少しだけ滝の様に落ちるスポットが見られるのですが、

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小さなナイアガラの様になっていてとても迫力があります。

個人的にはこちらも名所になってもいいのになぁと思えるスポットなので、きちんと一番奥まで進むことをオススメします。

カニ滝

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3番目の滝はこちらの「カニ滝」。

滝壺の横の水流で削られた柱状節理が、カニの甲羅の様に見えるところからこの名前がついたそうです。

実際は…うーん、カニには見えませんでした。。

こちらのオススメポイントは、川辺まで降りて川や滝の目の前まで行けることです。

キャンプ場の河原の様に岩場が広がっており、岩に座って川と滝を眺めることが出来ます。

ここから遊歩道はまだまだ続きます。一度こちらで一休みもいいかもしれません。

初景滝

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遊歩道を半分くらい進んだところで、メインの一つともいえる初景滝に到着します。

天城が舞台の「伊豆の踊子」の像があって、河津七滝屈指の撮影スポット

水量も多く迫力があります。

ここから先へ進むには、長い階段を登る必要があります。

そのため、ここまでを目的として引き返す方も多いようです。

蛇滝

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5番目の滝はこちらの蛇滝。

滝の周りの柱状節理や岩が蛇のうろこのような模様に見えることから名付けられているようです。

蛇滝は河津七滝の中で一番静かに眺めることが出来る滝かと思います。

心を鎮めたい時は看板前の丸太で一休みをしてみてはいかがでしょうか。

この蛇滝を越えたところに、前述の吊り橋が見えてきます。

エビ滝

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吊り橋を渡った先にある分かれ道を左に曲がると現れる6つ目の滝、「エビ滝」。

滝の流れの形がエビの尾ひれに似ていることからその名がつけられたそうです。

他の滝と形成された溶岩流が違うため、こちらでは唯一柱状節理が見られません。

釜滝

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ここまで遊歩道の長道お疲れさまでした。

最後の7つ目、釜滝です。

桟橋の様に伸びる木製の展望台から眺められるとても大きな滝です。

水量がとても多く、水しぶきで体や服などが濡れてしまうので要注意です。

しかしそのおかげで晴れた日には常に虹が見える、とても神秘的な滝

二重の虹なんて当たり前の様に見えます。撮れます。映えます。

ここまで登ってきたことを決して損させない見ごたえのある釜滝、是非ご覧になってみてください。

まとめ

今回は静岡県の河津七滝をご紹介しました。

全て見るのに1時間を超えるほど広大な敷地ですので、時間と体力を必要とします。

しかしそれをかけるに値する素晴らしい景色が待っています。

遊歩道での散策も運動不足の解消にピッタリですので、是非一度足を運んでみてください。

河津七滝のご近所さんの「浄蓮の滝」を下の記事でご紹介していますので、そちらも併せて読んでいただければ幸いです。

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明治末期まで人が踏み入れなかった神秘の滝!浄蓮の滝で癒しを求める旅天城越えの入り口ともいえる位置にある浄蓮の滝。 「天城越え」の歌の歌詞に出てくるので、世代の方は聞きなれた名前なのではないでしょう...

それでは最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。