今回は千葉県、日帰りドライブで君津~東京湾方面へ行く旅となっています。
メインの目的地は「鋸山」、その前後で出会えた素敵なスポットをご紹介します。
お昼までとお昼以降の2パートに分けていますので、part2も併せてご覧ください。
それでは一目でわかる千葉ドライブの良さはこちら。
・懐かしの母校?!廃校の小学校の校舎を利用した道の駅「保田小学校」
・数多の階段の後には地獄のぞきの絶景!鋸山ハイキング
・これぞフォトジェニック!原岡桟橋で夕暮れを
それでは千葉ドライブ、スタートです。
ドライブコース
今回の予定表はこちら!
早起きは3文以上の得?光が生み出す絶景
突然ですが、皆さんは「濃溝の滝」というところをご存じですか?
名前よりもこちらの画像の方が有名かもしれません。
ハート形の光、ということで旅行雑誌やSNSなどで結構有名ですよね。
こちらの画像は君津市のホームページよりお借りしました。他にも素敵な画像がたくさんありますので、興味ある方は是非ご覧になってみてください。
君津市ホームページ→https://www.city.kimitsu.lg.jp/
こちらの「亀岩の洞窟」を通る滝の名前が「濃溝の滝」といいます。
え、なんで君津市から画像を借りてるの?撮れなかったの?と思われた方。
そうなんです。
私が行った10月末にはこの画像は撮れません。
こちらは3月か9月の朝7時半くらいでしか綺麗にとることはできないのです。
そしてその時期は夜明け前からものすごい混雑になるとのことです。
こちらも君津市ホームページからいただいた画像です。結構な人ですね。
知らずに行ってドジを踏んだわけではなく、その期間をずらしたこの地を敢えて私はおススメしたい!ということでコースの一番最初に入れさせていただきました。
こちらは自然公園の様なっているため、ナビでは出にくいかと思います。
目指す際はこちらを目印に行ってみてください。
大きめの駐車場がありますので、こちらで車を止めて向かいます。
オフピークのススメ① 静けさ
オフピークの朝早くにこちらをおススメする理由の一つ目は「静けさ」です。
一歩入ると道路の脇にあることを忘れさせてくれる「清水渓流広場」という静かな公園になります。
こちらは朝8時ごろの公園の様子。
優しい朝日が入り込み周りに人がいない静けさの中、公園を散策出来ます。これがとても気持ちいい。
あれ?これだと今のところ近所の公園でも出来ますね?
オフピークのススメ② オフピークでもさすがの絶景
わざわざ朝早くからこの公園に来るにはそれなりの理由があるんです。
「ハートの光」は見えませんが、それにしても亀岩の洞窟をとても綺麗に流れる滝や川の様子をゆっくり眺めることが出来ます。
この日は土曜でしたが、こんな晴天の土曜の朝に私の他にあと1人しかいないという超穴場スポットです。
またこの絶景が見えるところには「幸運の鐘」というシャッターポイントもありました。置いてある木槌で鳴らすと、少し低い趣のある音が公園に響きます。
そのままぐる~っと一周公園を歩いていくと、駐車場に無事たどり着く親切設計の公園でした。
都心から最も近い一面の棚田!大山千枚田
清水渓流広場から車で30分ほど行ったところに、「大山千枚田」という、こちらも絶景スポットがあります。
特に都内で生まれ育ったりした方は「棚田」というものを、教科書で見たことがあっても実物を見たことがあまりないのではないでしょうか。
こちらはその「棚田」を、都内から一番近く見ることが出来ます。
私が勝手に考える千葉の魅力の一つに、少し動くとガラッと景色や風土が変わるというところがあります。
30分走っただけで、あれ?さっきまで川にいませんでしたっけ?というような一面の棚田の景色。
ここには一面の棚田と、棚田倶楽部という保存会が運営しているカフェ、古民家レストラン、駐車場があるだけで、360°の自然を味わうことが出来ます。
こちらで作られている「長狭米」は全国米作り100選にも選定され、高い評価を得ているそうです。
2010年には今の上皇さまが訪れ、千枚田の風景を詠んだ歌が刻まれた石碑が今もあります。
こちらは自由に見学が出来、この裏側からの景色も最高です。
この近くにはテーブルとベンチも設置されていて、自然を全身で味わうことが出来ます。
小学校の面影が全面に残った道の駅!保田小学校
突然ですが皆さんは、入学、または卒業した小学校は今もありますか?
私の住んでいたところは当時、少子化の代表とも言えるところでした。私の入学した小学校も中学校も在学中に統合をし、転校をしていないのに校舎が変わるという経験を2度しました。
その後廃校となった校舎は市の複合施設となり、取り壊されるまで関わることがありませんでした。
何故こんな話をいきなりしたかというと、この千葉にも、過疎化により2014年に廃校になった「保田小学校」という学校がありました。
そしてその小学校は忘れられ廃れていく…わけではなく!なんと道の駅に変身したのです!
外から見るだけでも2階建ての小学校の面影がそのまま残る独特の道の駅です。
1階
1階は飲食の施設や資料館が並んでいます。
教室だった場所を改築し、学校の机やいすを使ったこのスペースは新鮮ですがどこか懐かしい。
着いた時間が早かったため私はありつけませんでしたが、銀色の器に入れられたいわゆる「給食」をいただけるお店もありました。11時からオープンの様です。
2階
そして2階はなんと宿泊施設。
教室に泊まることが出来るとのこと。
お部屋の中は宿泊の方がいらっしゃるのか見ることができませんでしたが、教室に泊まるというのは面白い体験ですよね。
廊下や水回りもそのままの状態で使用しています。
またこちらには日帰りの入浴施設もあるので、1日周りでゆっくり遊んで学校に泊まるという滅多に出来ない体験が出来そうです。
2階のテラスでは保田小学校の沿革が掲示されていたり、至る所で学校の面影を感じることが出来ます。
他にも学校の風景がいたるところに…
宿泊のお部屋以外は基本的に自由に回ることが出来るこちらの道の駅では、いたるところで懐かしさを感じることが出来ます。
小学生の時には普通に感じていた階段も今見てみると一段一段が低く感じ、自分が成長したことを感じます。
また跳び箱なんて大人になって実物を目にすること、なかなかありませんよね。
風土職人A’ma~ne
1階のお食事処にスイーツのお店「風土職人A’ma~ne」があります。
この看板につられてシュークリームをいただくことに。
カスタードクリームが一番人気の様でしたが、どうしても気になったピーナッツクリームのシュークリームを注文しました。やっぱり千葉と言えば落花生ですし。
受け取った後は店のすぐ外のベンチで食べることにしました。
いちいち風情が出る道の駅だこと。
シュークリームはさすがTVで紹介されるだけあり、濃厚でとても美味しかったです。
またこの席の近くでリードホックを見つけました。
ペットと一緒に旅行に来ている方にも優しい設計ですね。
新鮮な魚介で舌鼓!漁協直営食堂 ばんや
保田小学校から鋸南の海まで車を走らせ、やってきました。
漁協直営食堂 ばんや。
海の近くの海鮮屋さん。
漁協直営の海鮮屋さん。
とっても美味しそうな響きですよね。
そうなんです、すごく美味しいんです、ココ。
広々とした駐車場に車を止めていざお店へ。
11時半くらいに来たのですがもうすでに数組並んでる様子でした。
15分ほど待ち、今回私がいただいたのはこちら。
朝どれ海鮮丼 ¥1,180-
とっても美味しそうな響きですよね。
そうなんです、すごく美味しいんです、コレ。
千葉といえば海鮮ということでしっかり食べて、鋸山に向け力を蓄えたところで
前半終了となります。
今回お邪魔したところ
まとめ
今回は千葉鋸山の旅前編ということで、お昼までの様子をお送りいたしました。
いかがでしたでしょうか。
個人的には保田小学校は新しい発見でしたので、とても面白くかなり長居してしまいました。
今回は比較的どの季節でも行きやすいようなコースを目指しました。
是非ご参考いただければ嬉しいです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の後編でお会いしましょう。
part2はこちらから!