今回は、河口湖周辺をめぐる日帰り旅です。
今回も絶賛スポット多数の旅でしたので、日帰りですが2つの記事に分かれてお送りします。また、それぞれの場所でのスピンオフ記事も作成予定です。
さっそく、一目でわかる河口湖ドライブの良さはこちら。
・富士山はかまってちゃん!?どこからでも見れる雄大な富士山
・湖も富士山もお花も食べ物も!いいとこどりの欲張りテラス
・山梨と言えば、河口湖と言えば、やっぱりほうとう!
それでは行ってみましょう。
ドライブコース
今回の予定表はこちら!
①世界文化遺産に登録された神秘の湧き水!忍野八海
多摩から約2時間、中央自動車道を通り河口湖方面へ向かいます。
忍野八海に入る前に、私が好きなSAの話を少しだけ。
中央自動車道に乗ると必ず寄るSAが、談合坂です。
店内の充実さも好きなのですが、なによりこの景色。自然の中に放り込まれた感覚になります。これから旅をするんだ!という気持ちにさせてくれるお気に入りの場所です。
今回はここで旅のスタートです。
さてそんな中央道を通り、真っ先にたどり着いたのがこの忍野八海。
着くと駐車場の案内が何か所かあり、どこに止めたらいいの?と困ってしまいますが、私のおススメはこの看板が目印。
高速から走らせると一番最初にある駐車場がこちら。
忍野八海付近にある駐車場はどこも300円かかるのですが、こちらは併設のお土産屋さんでお土産を一定金額買うと300円戻ってくる仕様です。
また、支払い時に忍野八海の地図がもらえます。持っていなくて迷ってる方もチラホラいらっしゃったので、これが手元にあるのは結構大事。
それぞれの湧水のポイントを霊場と言い、地図を元にその霊場をめぐると大体1時間くらいの散策になります。
私のおススメはこの3か所。
1.湧池
駐車場から比較的すぐ近くに現れる五番霊場。
ひと際透き通る水の中に、たくさんの魚を見ることが出来ます。
周辺には休憩できる椅子やお店もあるので、休憩をしながらゆっくり眺めるのがおススメです。
こちらの涌池の水は、1983年に宇宙で雪を作る実験に使われたそうです。
2.お釜池
今度は駐車場から比較的離れた位置にある二番霊場の「お釜池」。
忍野八海の中で一番小さい霊場となりますが、ひっそりと佇む穴場的スポット。
忍野八海は全体でパワースポットと言わていますが、ひと気が少なくたくさんのパワーがもらえそうです。
3.榛の木林資料館内
涌池の近くにある資料館。大人300円で有料ですが、中に入ると目の前に鯉の池という池があり、上に忍野八海展望台があります。
ここからの景色がまさに絶景。有料の価値があります。
前方にそびえたつ富士山と雄大な池が、今までとはまた違う世界に連れて行ってくれます。
資料館は江戸時代後期に建てられた忍野村の民家を開放して作られています。中では当時の方の生活の様子や、武具、重要書類などが展示されています。
建物横につけられている水車も実際に稼働しており、中の様子も覗うことが出来ます。
水の力だけを使って延々とつき続けるこの感じ、何故かずっと見ていても飽きないですよね。
またこの資料館の中には3番霊場の底抜池があり、大樹が見守る神聖な池を訪れることもできます。
この底抜池とお釜池は、地底で水脈がつながっていると言われているそうです。
忍野八海はまだまだ語りつくせないいい場所がたくさんありますので、忍野八海だけをピックアップした記事も別途でご用意しております。ご興味あればこちらもどうぞ。
時間が無くてもこの3か所を回ってみてはいかがでしょうか。おススメです!
②富士を眺めながら暖まる、至上の贅沢温泉!「富士眺望の湯 ゆらり」
忍野八海より河口湖にさらに近づき、山中湖方面へ向かうと「富士眺望の湯 ゆらり」にたどり着きます。
目印としては後ほどご紹介する「道の駅 なるさわ」の奥にあります。
こちらで最も感動したのは、名前の通りの眺望。
ゆらりさんにお許しいただき、お風呂の中の写真をHPよりいただきました。
富士山が近い!近すぎる!
お風呂の中からのこの光景は人生初でした。
こちらは浴室の中で2階建てになっており、たくさんの種類の浴槽がありました。
その中でも私のお気に入りは「洞窟風呂」。
かまくらのような浴室内で入る温泉も、なかなか日常にはない体験でした。
湯気で入り口付近の足元が見えづらいので、入るときは少し注意が必要です。
またサウナもあるのですが、これがまたおススメ!
水風呂がなんと露天。なんと湧き水です。
露天で富士山の湧水の水風呂に入れるサウナが他にどれだけあるでしょうか。
水温は約16°で非常に入りやすい水風呂。休憩できるベンチも外にあり、富士山を眺めながらの外気浴。
「ととのい」がはかどります。この水風呂だけでも通いたくなりました。
と、サウナ話で熱くなってしまいましたが、こちらにはお食事処や貸切風呂、広々とした休憩スペースも完備されていて、1日まったり過ごすのもよさそうです。
③手軽に郷土料理を満喫!「道の駅 なるさわ」
富士眺望の湯 ゆらりのすぐお隣にある「道の駅 なるさわ」でお昼ご飯。
看板の後方にはまたちゃっかり富士山です。
こちらのお食事処には「富士のふもとのグルメコンテスト」において金賞を複数回取っているメニューがあります。
全国的にも珍しい郷土食ということで食べてみました。
その名も「せんどそば」
お蕎麦がたくさんのねぎのようなものにかくされていますが、これは大根なんです。
つまの様に細く切った大根をお蕎麦の上にのせていただきます。
蕎麦が貴重だったころ、量を増やして食べるという昔の人の知恵で生まれたんだとか。
つゆが絡んだシャキシャキの大根と蕎麦の相性がもう抜群。
セットでついてくるピリッと辛い南蛮味噌で味変ができます。
最初の見た目はシンプルといった感想でしたが、味のバランスがとてもよく、満足のお昼ご飯となりました。
今回お邪魔したところ
まとめ
今回は、河口湖ドライブ前編ということでお送りいたしました。いかがでしたでしょうか。
個人的には全部おススメなのですが、忍野八海の絶景やゆらりさんからの温泉での富士山は、一度は見ていただきたいものでした。
天候に左右されてしまう面もありますので、天気予報の確認はしておくことをおススメします。
また「今日天気がいいからどこかへ行きたい!」という日にはもってこいの距離と景色だと思いますので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
後編もおすすめポイント目白押しですので、是非ご覧ください。
冒頭のおすすめポイントにある「欲張りテラス」や「ほうとう」は後編でご紹介!
それでは最後までお読みいただきありがとうございます!
後編はこちら↓