今回は静岡県伊豆の国市にある北條寺をご紹介します。
あからさまな名前ですね、北条家にゆかりでもあるんですか?と思われた方。
そうなんです。ガチガチにゆかりがあります。
大河ドラマが好きな方は見逃せないスポットです!
ゆかりの地巡りの記事も上げていますので、是非そちらもご覧ください。
アクセス
マイカー
東名高速の沼津ICから、もしくは新東名高速の長泉沼津ICから伊豆中央道路を経由し、江間ICで一般道へ降りて、そこから約5分で到着します。
駐車場は35台、門の手前にあります。
公共交通機関
伊豆箱根鉄道駿豆線「韮山駅」から、徒歩25分。もしくはバスで約10分で「北條寺」停留所下車。
看板等ありますが、最後など細い道を曲がりますのでバスで向かった方が無難かと思います。
概要
大河ドラマでも主人公として描かれている北条義時が創建した寺。
義時の嫡子である安千代丸が大蛇に襲われ命を失った時、北條寺を墓所として七堂伽藍を建立し、仏殿の本尊を慶派の仏師に命じて作らせたとされています。
寺宝となっている木造観世音菩薩座像や木造阿弥陀如来像、牡丹鳥獣文繍帳はどれも静岡県の指定文化財とされていて、本尊に保管されています。
北條寺には蝋梅が約250本植えられており、12月中旬から2月中旬には爽やかな香りが立ち込めます。
こちらは歴史ある寺ですが、一般の方の墓所としても広く利用されています。訪問・見学には配慮を持って行いましょう。
歴史的な見どころ
義時夫妻の墓
義時は1224年6月13日に62歳で急死し、長子である泰時らによってこの寺に墓を建てたと伝えられています。
義時とその夫人の墓は北條寺の敷地の中でも一番の高台に建てられ、義時が治めた江間の地を見渡せるようになっています。
こちらも多くの一般の方のお墓の中に佇んでいますので、写真撮影などは控えた方がいいでしょう。
寺宝について
3つの寺宝のうち、木造観世音菩薩座像と牡丹鳥獣文繍帳は北条政子が寄進されたと伝わっています。
まとめ
今回は伊豆の国市にある北條寺をご紹介しました。
他のゆかりの地と違いこちらは一般のお寺の側面がありますので、訪問や撮影等は配慮の上行っていただければと思います。
北条義時と言えば小栗旬さんが演じるドラマの主人公。思い入れが強い人も多いですよね。是非一度お墓参りに行かれてみてはいかがでしょうか。
ゆかりの地巡りをこちらでまとめていますので、併せてご覧いただければ幸いです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。