今回は小田原を中心に神奈川西部を探検する旅です。
はいはい、神奈川西部と言えば箱根ですね?
と思ってこのページを開いた方、すみません違うんです。確かに南足柄までは行きますが、箱根ではないんです。湯河原でもありません。
今回は小田原を中心に1日で回れる見どころ満載のドライブコースをご紹介します。
ちなみに湯河原は別記事にてご紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
一目でわかる小田原ドライブの良さはこちら。
まるで森林浴…ではなく本当の森林浴!大自然の中の温泉
歴代の偉人のキーになった巨城!小田原城へ登城
海の見える景色?夕焼け?夜景?絶景は全部お任せの湘南平
それでは早速行ってみましょう。
ドライブコース
20:00 湘南平(夜景ver)
おんりーゆー
小田原駅から約40分、東京方面からだと東名高速大井松田ICから20分ほど車を走らせるとたどり着く「modern湯治 おんりーゆー」。
他の県を合わせた中でもとてもオススメ度が高い温泉施設です。
こちらのオススメポイントをまとめてご紹介します。
オススメポイント①大自然の中の極上リラックススペース
おんりーゆーといえば、まずは何といってもこちらのスペースです。中庭とも言うんでしょうか。
南足柄の大自然の中に連なるハンモック。木々に向かって並ぶリラックスチェア。
ご自身の別荘でもない限り、こんな贅沢はなかなか出来ません。
まだ終わりではありません。
ここから伸びる緩やかな下り坂を下りてみてください。
なんと川辺に着きます。
ここはキャンプ場でしょうか。いいえ、温泉施設です。
川の目の前まで近づいて、せせらぎを聞きながら極上の癒し時間を過ごすことが出来ます。
こちらのおんりーゆーさんは日帰り温泉だけでなく、宿泊も出来る様になっています。
朝一番で温泉に入って川辺を散歩、なんて最高ですね。
オススメポイント②森林浴の香りとはこのこと!大自然の露天風呂
入浴剤でよく「森林の香り」のようなものありますよね。制汗スプレーなどでもあったりして、いい香りですよね。利用したことある方も多いのではないでしょうか。
こちらのおんりーゆーでも森林の香りのお風呂です。
その理由がこちら。
こちらの写真はおんりーゆーさんのHPよりお許しいただきお借りしてきました。
そう、作られた香りではなく、本当の森林の香りなんです。
さらに縁に近づくと、目の前に流れる渓流も眺めることが出来ます。
また、こちらにはタワーサウナも設置されております。
サウナ好きの方ならもうお分かりでしょうか。
外気浴の場所がこの天国のような大自然の中なのです。
ととのうこと間違いなしですね。
オススメポイント③ただの温泉施設では味わえない本格レストラン
先述の通り宿泊も出来るため、こちらではただの温泉施設の食堂とは思えない本格的なお食事処があります。
このご時世で利用時間やメニューなどは変更があるので、詳しくはHPをご覧ください。
そんな中、ご紹介するのは青い看板の「悠瑠璃」。
今回私がいただいたのは、「おばんざい御膳」です。
現在バイキングは実施していませんが、バイキング実施時に人気だったおばんざいが御膳になったメニュー。
名物のおからサラダがポイントです。
自然の中で心を癒し、温泉で体を癒したんです。美味しいご飯でお腹も癒しましょう。
染み渡る美味しさで大満足のメニューでした。
小田原城
小田原駅から徒歩5分、小田原一番のランドマーク「小田原城」。
歴史上でも重要な場所なので、一度は耳にしたことあるのではないでしょうか。
ただ、訪れたことがないという人もまた多いはず。
そんなあなたへ、小田原城に行ってみたい!と思えるポイントをご紹介します。
歴戦の武人を困らせた難攻不落で広大な小田原城
小田原城へ行く上で、歴史を知った上で訪れた方が見え方が楽しくなるので少しだけご紹介します。
上杉謙信・武田信玄・豊臣秀吉。
この戦国時代の3人の名前はよくご存じかと思います。
この3名にはある共通点があり、それは戦国時代を代表する強力な大名で、小田原城を攻めた大名です。
強力な軍勢が攻めてきたにも関わらず、小田原を守っていた北条が負けたのは豊臣秀吉だけ。しかも天下統一の総仕上げとして日本全国の大名を集めに集め、力の差を見せつけて降伏開城に至ります。
いわゆる「攻め落とされた・落城した」ことは無い城、といっても過言ではありません。
戦によって一度も燃え落ちることのなかった城は他にはほとんどないでしょう。
現在の小田原城は再建されたものですので当時の堅牢さがまるっと残っているわけではありませんが、今でも守るための仕組みや作りなどを垣間見ることができます。
進軍しにくい作りや壁の向こうから銃撃するための鉄砲銃眼など、忠実に再現されています。
植物園顔負けの、長期間楽しめる花見スポット
小田原城は天守閣やその他にも見どころがたくさんありますが、誰もが楽しめるものとして城内のお花があります。
私が訪れたときはアジサイが咲き始め、花しょうぶはもう少しといった感じでした。
1月中旬から梅や桜、つつじやアジサイ、8月の蓮の花までその時々で見られる風景が違い、何度でも楽しむことが出来ます。
スペースも植物園顔負けの広さ。小田原城の大きさを十分に活かしたスポットになっています。
季節やマップなど、詳細は小田原城HPをご覧ください。
短時間で歴史を学べ、小田原の街を一望できる本丸天守閣
小田原城天守閣に着くと、入り口で入場券を購入します。
天守閣の中は、歴史上の資料などの展示があったり、歴史の転換点となった出来事の説明ムービーが流れています。お城見学でよく見ますよね。
私の感想にはなりますが、他の歴史的建造物の資料館などに比べてとても分かりやすい!と思いました。
写真や絵での説明が多く、ややこしい説明になりそうな部分がムービーになっているので、とても理解がしやすかったです。
お子さんが歴史の勉強に興味を持ったりする場所としてうってつけの場所だと思います。とてもオススメ。
そして天守閣の最上階は展望台です。
ここにいた名だたる大名たちが見ていたかもしれない風景を感じることが出来ます。
1枚目が伊豆半島方面、2枚目が三浦半島方面です。
駐車場の注意
ここ小田原城には乗用車用の駐車場がありません。(観光バス・障がい者車両・オートバイ用はあり)
そのため、近くのパーキングに止める必要があります。
特に提携などはしていませんが、駅前のパーキングが使いやすかった印象です。
写真にもあるように、右折入庫が出来ないので注意です。
また、小田原駅から小田原城までは徒歩5分ほどですので、小田原城だけでしたら電車の方が行きやすいかもしれません。新宿から一本で来れますし。
小田原城HPでも公共交通機関の利用を推奨しています。
鈴廣かまぼこ
せっかくドライブに来たんだから小田原名物を食べたいんですけど…という方、お待たせいたしました。
小田原といえばかまぼこということで、鈴廣かまぼこの「かまぼこの里」をご紹介します。
小田原市風祭、箱根口ICと小田原西ICの間に位置するかまぼこの里。隣には箱根登山鉄道が走っています。
こちらではかまぼこや干物、ワサビなどの販売がある他、かまぼこ博物館やレストランなどもあります。まさにかまぼこの集落です。
かまぼこの博物館なんて他に見たことありますか?とても珍しいですよね。
今回は時間も少しおしていたので買い物だけ。
こちらに来ると毎回買うオススメのかまぼこがありますのでご紹介します。
「ぷちかま」です。小さいかまぼこの中に明太子やチーズが入っています。
ピンクが明太子で黄色がチーズです。
とってもおいしいです。
1つずつ個包装されているので、運転中でも食べられます。
湘南平
さて、小田原から少し離れて平塚方面へ。
有料道路で30分ほど、下道だと1時間ほどでしょうか、高麗山(こまやま)公園の「湘南平」へ向かいます。
わざわざ小田原から移動する価値のある「景色」をご紹介します。
無料で見られる絶景
湘南平のオススメポイントは何といっても「景色」。
小田原城天守閣には申し訳ないですが、私はここが神奈川イチ景色がいいと思っています。
360°の絶景を展望台から見ることが出来ます。
見たいものによって時間を調節しましょう
絶景を見たいと思ったとき、どんな景色を想像しますか?
明るくて遠くまで見える昼間?オレンジ色に染まる夕焼け?それとも光り輝く夜景でしょうか。
この湘南平はどの時間でも期待を裏切りません。
夜景もきれいなんです。
どの時間の景色を見たいかで、ドライブコースのどのタイミングで行くかを計画してもいいかもしれません。
ちなみに今回私は
湘南平で夕焼け→ご飯→湘南平で夜景
と2度訪れています。
かつて南京錠で有名だった鉄塔の展望台は閉鎖中
高麗山公園には、湘南平の他にもうひとつ展望台がありました。
一昔前、カップルが南京錠をかけていた鉄塔の展望台です。
こちらは今腐食が進んでいるとのことで立ち入り禁止になっています。
再開は2023年度中の予定とのことです。
再開したらまた訪れてみたいですね。
大磯港
湘南平から10分ほど、スイスイと車を海の方へ走らせると「大磯港」に着きます。
大磯ロングビーチなどが有名ですよね。その大磯です。
今回はこちらの「めしや大磯港」で夜ご飯をいただきます。
こちらでは新鮮な魚介を使った定食と一品もののメニューがあります。
定食には限りがあるようで、私が訪れたときは定食が売り切れていました。
それでも!大満足の食事となりました。
その食事がこちらです。
注文したのは、ご飯セット(ご飯+みそ汁+小鉢)とホウボウの煮付、刺身2点盛です。
単品の注文でしたが、まるで定食ですよね。
こちらでは自分好みに定食が作れるんです。
そして注目していただきたいのがホウボウの煮付(990円)です。
大きくないですか?
まさかこの値段で丸々姿煮が来ると思わなかったのでとてもビックリしました。
刺身もホウボウも新鮮でさすが港のご飯屋さんといったところでした。
店内の雰囲気も店員さんの雰囲気もとてもアットホームでまた行きたいと思えるお店でした。
今回お邪魔したところ
まとめ
今回は小田原を中心にオススメスポットをめぐる旅でした。
東京からは近いけど、何故かなかなか行かないといったイメージも強い小田原周辺ですが、今回のこのコースを是非参考にして訪れてみてください。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございます。